トモセラピーを導入している東京新宿メディカルセンターについて調査しました。
東京新宿メディカルセンターのトモセラピー治療は、上咽頭がんや前立腺がん、がんの多発脳転移などに対して積極的に行なわれています。従来の放射線治療に比べて腫瘍には厳しく、正常組織には優しい放射線治療を実現しています。
同センターの放射線治療は保険診療のみで、自由診療の範囲となる治療は行なっていません。
主に保険診療を提供している病院で、医師から「治療法がない」と言われても、治療の可能性がゼロになったわけではありません。
保険診療は治療の範囲が限定されているため、「(保険診療の範囲内では)適用できる治療がない」という意味で使われていることが多くあります。
このサイトでは、「これからは緩和ケアに専念してください」と言われた方のために、緩和ケアについての情報を発信するとともに、まだ受けられる可能性のある治療法についてもまとめています。
がんの脳転移が多数あるケースでは、通常は全脳照射を行ないます。しかし、トモセラピーであれば腫瘍部分に強く照射し、それ以外の部分には予防的に弱い照射が可能です。
サイバーナイフやガンマナイフでは、予防的な同時照射はできません。
参照元HP:東京新宿メディカルセンター公式HP(https://shinjuku.jcho.go.jp/トモセラピー/#)
上咽頭がんの場合、トモセラピーであれば脊髄や耳下腺といった大切な臓器へのダメージを軽減しながらがんやリンパ節への集中照射が可能です。
前立腺がんの場合、隣接する直腸に放射線が当たりすぎないようにコントロールできます。
参照元HP:東京新宿メディカルセンター公式HP(https://shinjuku.jcho.go.jp/トモセラピー/#)
東京新宿メディカルセンターの公式HPには、トモセラピー治療の実績が掲載されておりません。放射線治療全体であれば、2018年度に383名(402部位)に対する治療実績を有しています。
参照元HP:東京新宿メディカルセンター公式HP(https://shinjuku.jcho.go.jp/トモセラピー/#)
東京新宿メディカルセンターのトモセラピー・高精度放射線治療センターの受診を希望する場合は、現在の主治医の紹介状が必要です。完全予約制なので、事前の電話予約が必要です。
もし紹介状がない場合は、セカンドオピニオンの取り扱いとなるため、別途費用がかかります。
東京新宿メディカルセンターは旧東京厚生年金病院を前身とする総合病院で、長きにわたって国民の病気の治療と健康維持に貢献してきた実績を持ちます。
近年では地域医療支援病院の指定を受け、地域社会における重要性をさらに増している医療機関です。
施設名 | 独立行政法人地域医療機能推進機構 東京新宿メディカルセンター |
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診療科目 | 整形外科、形成外科、リハビリテーション科、リウマチ科、外科、呼吸器外科、消化器外科、乳腺外科、脊椎脊髄外科、脳神経外科、脳神経血管内治療科、内科、脳神経内科、膠原病内科、消化器内科、循環器内科、呼吸器内科、腎臓内科、糖尿病内分泌内科、血液内科、緩和ケア内科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、小児科、精神科、放射線科、放射線診断科、放射線治療科、歯科、歯科口腔外科、麻酔科、病理診断科、救急科 |
所在地 | 東京都新宿区津久戸町5-1 |
診療時間 | 月~金8:30~11:30 |
休診日 | 土日・祝祭日・年末年始 |
電話番号 | 03-3269-8111 |
駐車場の有無 | 公式サイトに記載なし |
URL | https://shinjuku.jcho.go.jp/ |
がんの方の生活の質を高めるための「緩和ケア」について紹介しているサイトです。主治医に「治療がない」と言われた方でも受けられる可能性がある治療についてもまとめています。