緩和ケア病棟がある永寿総合病院について調査しました。
永寿総合病院の緩和ケア内科では、がんの治療中の段階から通院での緩和ケアを受けられます。
院内はもちろん、他医療機関の担当医とも連携を図り、がん治療の副作用や進行に伴う痛みなどの症状軽減や在宅療養の調整に力を入れ、患者さんが住み慣れた家で過ごせることを目指しています。
「そもそも緩和ケアって何?」という方は、こちらもチェックしてください。
早期と終末期で異なる緩和ケアの目的や、放射線治療で痛みを軽減する緩和照射についてまとめました。
末期癌の父をこの病院のターミナルケアで見送った。一般外来のことは全く分からないが、少なくとも必要充分のことはしてくれたと思う。少し設備が古く、もう少し明るい病室だったらよかったとは思うが、丁寧・親切に対応してくれたことと比べれば些細なこと。きっと天国の父も感謝していることでしょう。
とてもきれいで明るい雰囲気の病院です。1階から2階の階段のところがステンドグラスになっていたり、病棟のフロアごとに壁や床の色や模様のデザインが変えられていて、おしゃれな感じがしました。病棟は廊下も病室も広かったです。移転して比較的新しいこともあって、施設も設備もいいです。
音楽会や季節のイベントなど、心のこもった日々のサービスを通じて患者さんやご家族が我が家のように過ごせる病棟を目指しています。
ご家族も患者さんを支えるチームの大切な一員ですので、面会制限はありません。身体機能が低下している患者さんでも、少しでも身体を動かしたいという希望に応じてリハビリを行ないます。
永寿総合病院の緩和ケア病棟は全16床、差額ベッド料金がかからない2人部屋が4室、差額ベッド料金がかかる個室が8室あります(2022年1月時点)。
面会の方とゆっくり過ごせる談話室もあり、晴れた日にはきれいな花壇が整備された庭園にも出られます。
緩和病棟の病床数 | 16床(2022年1月時点) |
---|---|
部屋タイプ | 個室8、2人部屋2(2022年1月時点) |
永寿総合病院の緩和ケア外来は、通院だけではなく、在宅医療やオンライン診療にも対応しています。
諸事情で通院が困難な患者さんや自宅での療養を望まれる患者さん、他院で抗がん剤治療を受けている患者さんでも対応可能です。
幅広い診療科を開設する永寿総合病院では、台東区の医療機関の中核的存在として産科や小児科、救急、そして緩和ケアなど地域に不可欠な医療の提供を使命と考えています。
都内や近隣県で災害が発生した場合は、災害拠点病院としての役割も担います。
施設名 | 公益財団法人ライフ・エクステンション研究所付属 永寿総合病院 |
---|---|
診療科目 | 総合診療内科、循環器内科、脳神経内科、消化器内科、呼吸器内科、糖尿病・内分泌内科・糖尿病臨床研究センター、腎臓内科、血液内科、外科、脳神経外科、呼吸器外科、整形外科、小児科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、放射線科、麻酔科、緩和ケア内科、病理診断科、救急科、メンタルケア科、内視鏡センター、地域医療連携センター、脳卒中科 |
所在地 | 東京都台東区東上野2-23-16 |
診療時間 | 月~土8:30~11:00 |
休診日 | 日・祝祭日・年末年始 |
電話番号 | 03-3833-8381 |
駐車場の有無 | 公式サイトに記載なし |
URL | http://www.eijuhp.com/index.html |
がんの方の生活の質を高めるための「緩和ケア」について紹介しているサイトです。主治医に「治療がない」と言われた方でも受けられる可能性がある治療についてもまとめています。