緩和ケア病棟がある救世軍ブース記念病院について調査しました。
救世軍ブース記念病院のホスピス(緩和ケア病棟)では、延命を目指す治療は行ないません。
患者さんの身体的な苦痛だけではなく、ご家族のことや経済的な悩み、生きる意味への問いや恐怖など、複雑に絡み合った問題に向き合い、多職種の医療チームによる全人的なケアを重視しています。
「そもそも緩和ケアって何?」という方は、こちらもチェックしてください。
早期と終末期で異なる緩和ケアの目的や、放射線治療で痛みを軽減する緩和照射についてまとめました。
母が一般病棟、ホスピス病棟でお世話になりました。こちらの病院はドクターや看護師さん、チャプレンさん、受付のスタッフの方に至るまで、大変丁寧で温かみのある病院です。特にホスピス病棟では、優しく細やかな看護を受けることができ、まさに患者や家族に寄り添う医療を実践されていて、安心してお任せすることが出来ました。
医師、看護婦さんはもちろん、入り口の守衛さんまで、素晴らしいホスピタリティーに溢れた良心的な病院です。この土地に根付いて信頼されている病院です。
同院のホスピスでは患者さんとご家族の日々のQOL(生活の質)を重視し、その向上と維持のためのケアを行ないます。
特に痛みや嘔気、だるさなど身体的な苦痛症状の緩和ケアについては、鎮痛剤の使用をはじめ積極的なケアの実践を心がけています。
同院のホスピスは20床すべてが個室仕様で、差額ベッド代が無料の部屋も用意されています。
もちろん最期まで利用される患者さんもいらっしゃいますが、自宅に戻るために苦痛症状を集中的に緩和したり、介護者に休養を取ってもらったりするために、短期間の入院にも対応可能です。
緩和病棟の病床数 | 20床(2022年1月時点) |
---|---|
部屋タイプ | 全室個室(2022年1月時点) |
救世軍ブース記念病院の緩和ケア外来(ホスピス)は完全予約制で、在宅療養を希望する患者さんに対して、その実現のために地域の医療チームと連携しながらサポートを行なっています。
もちろん、必要な場合には速やかに入院できるよう配慮されます。
「キリストの愛を原点に地域医療に貢献する」を理念に掲げる救世軍ブース記念病院。
身体的、精神的、社会的、そしてスピリチュアルと全人的なケアをもって患者さん一人ひとりに向き合い、そのニーズに応えることを大切にしています。
施設名 | 宗教法人救世軍 救世軍ブース記念病院 |
---|---|
診療科目 | 内科、循環器科、精神科、神経内科、整形外科、皮膚科、リハビリテーション科 |
所在地 | 東京都杉並区和田1-40-5 |
診療時間 | 月~金8:00~11:30、12:00~15:30 土8:00~11:30 |
休診日 | 日・祝祭日・年末年始 |
電話番号 | 03-3381-7236 |
駐車場の有無 | 23台(2022年1月時点) |
URL | https://boothhp.salvationarmy.or.jp/ |
がんの方の生活の質を高めるための「緩和ケア」について紹介しているサイトです。主治医に「治療がない」と言われた方でも受けられる可能性がある治療についてもまとめています。